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 内面をたどるようなプログラム(スピリチュアル・・・)

ギター室内楽コンサートシリーズ2
フェルナンド・ソルへの道
という企画コンサートがあったので 行ってきました。

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プログラムは DUO
ソルのアンクラージュマンに始まりました。

プログラムを拝見して
あぁ ロンドン時代 →パリ時代 → ロシア時代 をパリにもどったあたりから回顧しているような
気がしました。

ソルの人生においての心の流れ みたいな そんな プログラム配置だったと思います。

〇ハイドンの ロンドン交響曲は 重厚な序奏から始まりました
かつて ソルは ロンドンに招かれて しばらく過ごします。
きっと その時代に見聞きしたオーケストラ、そして オペラ そんな新しい取り組みが
ソルにとっては 斬新だったのでしょうか。

ハイドンの交響曲を入れたのは そんな意図があってかなかったか・・・ あくまでもわたしの一人想像ですが


途中から軽快に 繰り返す動機が お互いの会話のように 聞こえ 
シャープに切り込む益田さんの音色を深く包むかのような渡辺さんのギターの音色が
ほどよくマッチングして 合わさると厚みがあって 二人の演奏は初めてだったけれど、
結構 いけてる!個性が楽しいと思えた演奏でした。
素人にもわかりやすい構成の曲だと思います。
編曲が カルリなので  それも面白かったのかもしれません。


イタリアで活躍するカルリを意識して、このロンドンでたくさん吸収してスペインに持ち帰りたい 
そんな ソルの願いもあったかもしれませんね。

噂に聞いた 何百年も前に ソルが ハイドンの曲を ギターで1人で弾いたという神がかった行いからも
ひょっとしたら 物語っているのかなぁなんて 思いました。


ソロで 魔笛を弾く前に、
モーツアルトの オペラ魔笛 より
【6つのアリア】は オペラ魔笛の 原曲から ソルが作っていて
 たぶんロンドンでのオペラの初演が1819年頃なので
ロンドンにいる頃作られたのでしょうか。
けれど ロシアからパリへ戻ったころに 発表されているみたいです。

それとなく 耳に残りながらの そしてソロの
【魔笛による主題と変奏】は この並べ方がとても面白かったです


ストーリー性が あり、最後神がかって 美しく終わる


 大分で 二期会のオペラを見ていたので
あの時のストーリは コンプレックスや怯え、ユーモアなど 人間らしさの中の矛盾みたいなものを
強く感じ 通してスピリチュアルな世界を描いていたように思えるので、
バリエーション自体 どこが とかではなく、大きく ストーリーとしてオーバーラップして
聞けた気がします。なかなか二つを組み合わせて 並べて聞けることはないのでよい機会でした。


〇後半の益田さんのソロ
Op5-の作品の 静かに厳かにAndantelargoは 聞き入りました。大好きです
やはりロンドン時代の作品。

益田さんの演奏は ギターの音色もきらびやかで、とにかくシャープ (一見線が細い(彼の体系に似ている)
けれど 結構音に芯があって 低音などの響きが落ち着いた音色で一つ一つの音色が とても きれいです。
問いかけるように 答えをだすかのように・・音が紡むがれていきました。

イダプレスティが好きで 彼女もきれいに弾いていて それから気に入った曲で 弾けるものなら弾きたいなぁと
思うアンダンテラルゴです。




〇op15-2 ソナタ
The 古典 !っていう感じの曲です。ソルのなんとも絶妙な和声移動の美しさとか 何とも言えない 悩ましさというのは、
あんまり感じられないけれど
聞いただけで だれ  ソルやん!っていう感じがする 曲です。


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そして また モーツアルトに戻りますが
〇ジュピターの曲
って 知らなくて はじめて

41番からなのだそうです。しかし半音階が繰り返されていた感じの流れが
なんだか 聞くと 不思議な不思議な感じのする曲でした。


最後は
〇幻想曲 ロシアの思い出です 結構殿方には人気の曲で いつだったか大分のメンバーも弾いていましたが
うんん これは もう有名なソルの大失恋の曲って わたしは思ってるんですけれど・・・・
とにかく 話題のロシアの思い出です。
今年は もっと 話題のロシアです。



アンコールソロは ソルのOp35-22 と 31-1でした。
ギターを習い始めの頃 弾ける曲で それを端正にきれいに弾いて アンコールは
プログラムと比較して また 粋な計らいだったのではと思います。
DUOは op55-1


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                    ↑ ふと!なんだかパパMに似ている頭の下げ方(左) しぐさ
                                                         (主催者のお写真をお借りしています)





ということで とても聞きごたえある充実した ソロ&DUOの演奏でした。
ありがとうございました。



帰りの電車時間が気になって超急いだので ご挨拶もせず すみませんでした。

そうそう K先生とばったり 前の晩に オンラインで お話させていただいたばかりだったので 
日本一 フットワークの軽い女 と 先生に驚かれ笑われ 異名をとってしまいました。


しまったkaoちゃん( *´艸`)
素知らぬ振りして 座ればよかったです。ついつい真面目に挨拶してしまいましたん。




そのフットワークは もっと 驚くフットワークであったことは ここだけの秘密にしておきます。
しかし わたしのギターの旅は 一つを残しこれが 最後になります。
最後に超楽しいDUOを聞けて よかった。このコロナ禍だったけれど 思い切って 行っただけの価値ある演奏会でした。
そして ほんの少しその楽しさを実感できるようになったのも
大分での先生 長崎での先生のご指導のおかげと 仲間に恵まれたからだと つくづく思いながら帰途に。


そうそう そのK先生が 【kaoさんは ギターをエンジョイしてる】とおっしゃられましたが
ほんとうに 楽しいギターの旅ができた10年だったと思います。


今後は 県内での 【聞く楽しみ】に替え  また 新たなシニアのためのシニアによる
ギターの楽しみ方を模索して 過ごしていきたいと思っています。

先生方ありがとうございました。

( *´艸`)~~~kao



Commented by lilac at 2022-08-09 23:30 x
なんて素敵な演奏会でしょう。KAOさんの解説付きで、私も聴いてみたかったなー。アンダンテラルゴいいですよねー🎶最後はちょっと気になる発言でしたね。私もだんだん出来ないことが増えてきました。それでも人生楽しく!頑張りましょう!
Commented by fancykao2y at 2022-08-15 19:39
lilacさんご訪問ありがとうございました。
かなり遅い返信になりました。ごめんなさい。

そう、アンダンテラルゴ いいですよね。
ソルの曲って やはり なんか ギターで弾く曲がみつからなくて 迷う時 ソルの曲を弾けばいいかなぁと 振り返る作品が多い気がします。といっても わたしは小さな小品しか弾けませんけどね。

できないことだらけで あきらめることが 多くなりました。しかたないですね
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by fancykao2y | 2022-07-20 18:59 | 好きな作曲家の演奏おさらい編 | Comments(2)

クラッシックギターの音色大好き!大好きな野の花と一緒に録音してみています。お時間あったら聞いてくださいね。♪


by fancykao2y
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